音楽のクラス

昨日クワイヤーのクラスの女の子が担任？の先生に連れられて泣きながらクラスにきました。
その子は日ごろからよく泣く子です。


理由は、このクラスやめたいからきたくない。ってことでした。

内容が簡単すぎるのでいやだということです。
一曲を何回も繰り返して、次の週にも歌う。そんなのは当たりまえのこと。

彼女にとって音楽というのは歌うことでそれを極めていく、向上していくということではない。
そんなこともちろん６歳の子にはわかりませんが。

昨日も新曲をやるのに、歌詞を見てそのすべての英語が読めたからわたしは歌えてるというのです。
まったく子供の考えというのは驚くことばっか。
歌うことの意味って誰におそわったんやろ？あたし。

リズムもずれてるし、というかとれてないし
音程もないくらいやのに。

そもそもの考え方ってどっから備わってきたんか。

アメリカではすんごく普通に励まし言葉とほめ言葉が多いです。
だからI love youとか日本ではそういう意味の言葉は頻繁に交わされないことが英語ではすんごくよくあって、
あなたは普通の子とはちがってスペシャルでユニークで人よりすごいのよ。
てことはすんごく親が子供に聞かせることです。

この習慣に疑問を覚えます。

励ますことは大事。向上につながる。
けど、こんな習慣に疑問を覚えた一日でした。

先生としてこんな経験をしたしこれからもしていくと思うけど、
グループのクラスはとても難しい。
それぞれのレベルがあるし。

それを簡単すぎると思う子がいれば、難しくてついていきたくない子もでてくる。

あぁ、むずかしや