2008年2月10日

音楽のある生活

そうなんです。どっからみても音楽記号たち。
最近はまってるのは日本人ならだれでも学校で習ったようなことを英語の文献で知ること。

英語で音楽を教えるっちゅうのはまったくの経験なしからのスタートなので、
こんな音楽記号も英語で勉強しなおし!

アルバムTOKYO EPでは、何人かのイングリッシュスピーカーといっしょに作業したけどそんなんはけっこう問題なかった。
今は、いわゆるあたしたちが学校で習った知識・表現レベルの音楽について口にするので、必要。
けっこう新鮮。

近所にサンフランシスコでも5つ星評価のMUSIC STOREがあり、
そこでおもしろいものを見つけてはしゃいでいます。

あたしたちが学校で習ったのって、全音符・二分音符・四分音符とかゆう名前で、
これを英語を直訳したらいい?通じるかな? ・・・・・・っていうのもなんか自信なし。そんなわけないべ。


で、英語だと、
全音符=ホールノート
二分音符=ハーフノート
四分音符=クォーターノート

といいます。

ホールってゆうのはWHOLEとかいて≪全部≫とか《まるまんま!》とかいう意味。
ハーフはそのまま《半分》
クォーターは《四分の一》

で、めっちゃ理にかなった英語訳。

そんで、
あたしがピアノを習ったころに使ってた音の呼び方たちは、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド

で、小学校高学年のときにピアノの先生がこの名前で呼ぶように、と教えてくれたのは
ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー ツェー
(C   D   E  F   G   A  H   C  )

で、大学にいってつかう呼び方は
アルファベット読みで単純に
C・D・E・F・G・A・B・C
でした。

このいわゆる音階の呼び方によってそのミュージシャンの出身や専門がわかる。

たとえば、音大当時のクラスでも
クラシック系の理論のクラスの先生は、ツェーデーエーエフゲーアーハ-ツェーよみ。

ジャズ理論のクラスでは、そんままのアルファベット読み。

みたいな、そこで差があったわけです。
そこには、もうドレミファソラシド会話はないですが。

で、クラシック系の人とポピュラー・ジャズ系の人では音階の言い方が違うってことなんですが、
童謡または、演歌なんかはドレミファソラシドでいいと思います。

日本のものなんだから日本の読み方ですべし。


日本のなかでのクラシックミュージックとポップスミュージック、
またそのミュージシャンたちにもそうですが、
壁というかそこには間をさえぎるものがあります。

とくにあたしなんかはポピュラーミュージックの出身(学校の専攻がそう)。
ある日、サンフランシスコにてクラッシック系ビジネスの日本人にお会いしました。
そんときに言われたのは『あぁ、ポピュラーの方は常識わかってないからねぇ』
みたいなことでした。


音大の中でも実際、ポピュラーの人々はそういう言われ方かも。
それに、壁を置きたがる=攻撃的=あたしとしては×


クラシック音楽の定義とは
『階級によって定められた音楽』

であり、ポピュラー音楽は
『大衆音楽』

なわけで。

学校内でも確執がたしかにあった。
実際、音楽用語の使い方もちがうし、
とくにクラシック音楽とポピュラー音楽の要のポイントが違います。

そこで線を引きたがるのが日本なような気がしてたまらない。

アメリカを見てみると、
音楽用語の使い方は統一されていて、会話もできるし共有できるんです。

日本はそこに線ひくから音楽の統合やミクスチャー的なものが生まれにくいのかも。


とても、いいことだと思うんです、この部分のアメリカンカルチャー。
(グラミーをみたのでそのことはまた後日かきたいと思います。)


そんな線があるのを感じ始めたのも大学に入ってから、
そしてそんな環境の場所を卒業してからは、
やはり自分の中で線を引くのが当たり前になっていました。

そこで線を取り除き、向こう側を見つめてみたくなったのは2005年にはいった麻布の聖歌隊でした。
その聖歌隊さんは、みんな音大の声楽家出身。オペラの専門の人たちなど。
ソプラノだのメゾだのアルトだの、名前がちゃんとついてて、
クラシックを歌う聖歌隊だったんです。

そこに、オーディションにいったわたし。
『クラシックの人しかとらない(受からない)』という文句があったところなんですが、受かったんです。

クラシックコーラスでよくあるシチュエーションは『アルトがいない』
ってことだと思うんです。

いくつかの聖歌隊もこの後に経験することになりましたがやはりどこにもけっこうアルトはいない、もしくは少ないんです。
理由はというと、やっぱ声楽家の極め方という意味で音の高いほうにいく傾向があると思います。
どんなジャンルにおいても高い声で歌うというのは誰でも出来るものではないし、
そこを極めていく人は自然にアルトの声域ではなくメゾソプラノーソプラノ、と上へあがっていく。

あたしの見解ではそう思います。

ところで、その麻布の聖歌隊なんですが、口コミランキングでも都内ナンバーワンくらいで
ほんとにレベルが高い。
そこの隊員さん、めっちゃみんないい人であたしもしっかり学ばせてもらいました。
いわゆる、壁を置かれなかった/線を引かれなかった

声の出し方などいろんなところで違う、いわゆる【声楽・ボーカル】この種類。

この理由さえも、アメリカの音楽事情を見て感じてみると、わかるようになりました。
はじめにかいた、音楽記号の表し方の違いにさかのぼりますが、
ここに日本においての独特の理由があります。

なにはどうであれ、
あたしは今この地で自分の得意である分野、専門分野をさらに学ぶ環境にあれることに本当に感謝です。
これからもいろんなものを見て感じていきたいし、
それをいい意味で日本にもって帰りたい。

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